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中央区今川2丁目にカフェ併設スポーツバー  福岡市南区のサイラーさんら    10月1日オープン


 福岡市南区のオーストリア菓子店「サイラー」の店主サイラー・アドルフさんと、福岡市内で語学スクールなどを経営する在福ドイツ人のイバッハ・アンドレアスさんは、10月1日、同市中央区今川2丁目にベーカリーカフェ併設のスポーツバー・レストランを出店する。
 店名は「バイエルン福岡」。ドイツサッカーリーグのブンデスリーガに属する「FCバイエルン・ミュンヘン」のオフィシャルライセンスを取得しており、同クラブ公認店としての出店は日本初となる。場所は今川1丁目交差点北西側の「ひろせビル」1階。店舗面積は約165平方mで、客席数はカウンター、テーブル席合わせて50席。4カ所に大型モニターが配置された店内には、バイエルングッズの販売ブースのほか、サイラープロデュースのベーカリー・カフェコーナーを併設。レストランではウィーン風トンカツにパセリ・ポテト・クランベリージャムを添えた「ヴィーナーシュニッツェル」(1580円)など約50品目の本場のドイツ・オーストリア料理に加え、40種以上のドイツビールを含む約100種類のドリンクを提供する。営業時間は午前7時から翌午前1時まで(ベーカリー・カフェコーナーは午後7時まで)で、初年度は1億円の売り上げを目指す。スタッフ数はドイツ人シェフを含め25人で、店長にはイバッハ・アンドレアス氏が就く。サイラー氏は「サッカーファンのみならず、パン、菓子など『食』を含めたドイツの素晴らしい文化も、多くの福岡在住者に認知してもらいたい」と話している。
 サイラー氏はオーストリア・マウエアキルフェン出身、1963年6月8日生まれの46歳。1984年に来福し、千鳥屋(現株式会社千鳥饅頭総本舗)勤務などを経て1994年に福岡市南区長丘2丁目にオーストリア菓子店「ベッカライ&コンディトライ・サイラー」を開業。趣味はサッカー。イバッハ氏はドイツ・フィリンゲン出身、1969年11月9日生まれの39歳。1995年来福し、現在は福岡で語学スクール、スポーツマネジメント会社などを経営。趣味はサッカー、ホッケー。