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中国人観光客への福岡本店の対応強化  ベスト電器    中国語スタッフ増員


 家電量販店大手の株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代、小野浩司社長)は、福岡本店(同市中央区天神)を中心に中国人観光客向けの対応強化に取り組んでいる。
 今年は中国発着クルーズ船の寄港数が過去最高の66回となるなど中国人観光客の大幅な増加を受け、高額商品等の販売に向けた囲い込みを図るもの。もっとも来客数の多い福岡本店では、中国語会話が可能なスタッフを3人から6人に増員した。中国からの留学生などを対象にさらに採用を続けていく予定。また、デジタルカメラやオーディオプレイヤーなど中国人に人気の売り場では、中国語のポップを取り付けることで商品説明を強化する。全社的には、現在日本語版だけで公開しているホームページ、ショッピングサイトの中国語版、英語版の開設も検討している。
 同社は05年に地場小売店では先駆けて、中国トップシェアのクレジットカード「銀聯カード」を導入するなど、早くから中国人観光客向けの対応策を打ってきた。同社経営企画部は「中国人観光客にとって、家電製品はブランド品よりも人気が高い分野。30人以上の団体客が一度に店舗に押し寄せる場合もあり、中国語スタッフを増やさないと対応できない、という声が現場から上がっていた」と話している。