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中国・上海に外食事業の海外3号店  JR九州グループ    2月上旬めどに黄浦区に日本料理店


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、唐池恒二社長)と子会社のJR九州フードサービス株式会社(同区博多駅東1丁目、中澤武信社長)は2月上旬をめどに、中国・上海市黄浦(ふぁんぷう)区に外食事業の海外3号店となる日本料理店「赤坂うまや上海淮海中路(ほぁいはいじょんるう)店」を出店する。
 外食市場の拡大が続く上海において、九州と東京で展開する外食事業の経験、ノウハウを生かし展開する一環で、上海市静安区に2012年3月オープンの日本料理店「赤坂うまや上海静安(じんあん)本店」や昨年5月オープンの麺業態「うまやの麺麺麺」に続く店舗。出店場所は上海市の中心部に位置し、衣料品店や高級ブランド店などの商業施設が集積する上海有数の繁華街、淮海中路の大上海時代広場6階。店舗は好評の1号店「赤坂うまや上海静安本店」をベースに、木、石、土壁などの自然素材をふんだんに用いた「和なごみ」の空間を演出し、12室の個室を用意する。昼は手軽な定食、夜は厳選した新鮮食材をシンプルに生かした炭火・創菜料理や九州料理、上海オリジナルメニューなど新鮮な食材と水にこだわった安全・安心な料理を提供する。事業主体は現地法人の上海JR餐飲(さんいん)管理有限公司(上海市静安区延安中、李春光董事長)。
 JR九州フードサービスは1996年2月設立。資本金4億2100万円。麺事業や居食屋「うまや」「驛亭」、中国料理「華都飯店」など67店舗を展開(昨年7月現在)。2013年3月期売上高は52億400万円。上海JR餐飲管理有限公司は10年9月設立。資本金4億円で、JR九州が74・5%、JR九州フードサービスが25・5%出資している。