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中国に高速鉄道設備販売の子会社  南陽    1月1日付で現地メーカーと合弁


 福岡市博多区博多駅南5丁目の産業機械、建設機械商社・株式会社南陽(武内英一郎社長)は、1月1日付で中国遼寧省に高速鉄道向けの設備・関連製品販売の合弁子会社を設立する。
 現地メーカーの瓦房店市老虎機械製品有限公司と合弁で設立するもので、中国の高速鉄道に関する入札資格を取得して拡販を図るもの。同社の海外子会社としては4社目で、中国では2社目になる。社名は「大連老虎重工販売有限公司」。資本金は300万米ドルで、南陽側が90%を出資。本社は同省大連瓦房店市老虎屯経済技術開発区に置き、当初は15人前後のスタッフでスタート。会長に当たる董事長には砂原統同社取締役産機営業本部長が就き、社長に当たる総経理には執行役員産機営業本部中国蘇州連絡事務所首席代表の菊川雅晴南央国際貿易(上海)有限公司総経理が就任する。菊川総経理は熊本県荒尾市出身で、1950年7月19日生まれの59歳。熊本県立玉名工業高校電気科卒。趣味はギター。

 建機販売、産業機器受注低調で経営赤字

 また同社の2010年3月期第2四半期(09年4~9月)決算は、売上高が99億6200万円で前年同期比42・4%減、経常損益が1億4100万円の赤字(同4億2300万円の黒字)、四半期純損益は7600万円の赤字(同3億1300万円の黒字)となった。
 主力の建設機械事業は公共工事見直しなどによる工事減少で、建設機械の販売が低調に推移、円高による輸出採算の悪化、取引先の経営破たんなどもあって売上高は59億2900万円で前年比30・1%減、営業損失は8900万円(前年同期は2億700万円の利益)。産業機器事業も電子部品・半導体製造装置をはじめとした機械受注が設備投資凍結・延期などの影響を受け、売上高38億5800万円で同55・3%減、営業利益は1億1800万円で同72・3%減となった。通期予想は前回予想を下回る見込みとなったことから下方修正。売上高は前回予想から2%減の250億(前年同期比19・4%減)、経常利益は48・3%減の1億5000万円(同49・2%減)、当期純利益は46・7%減の8000万円(同35・9%減)を見込んでいる。