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世界初の完全自動化植物工場システム開発  安川電機    来年3月完成と再来年度販売目指す


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、津田純嗣会長兼社長)は、来年3月をめどに、世界で初めての完全自動化した植物工場システムを開発する。
 今年3月に世界トップクラスの植物工場野菜の生産量を持つ株式会社スプレッド(京都市、稲田信二社長)と業務提携。スプレッドが得意とする大規模栽培技術と安川電機のモーションコントロール、エネルギー変換、ロボット制御の各技術を融合させての開発を進めていた。野菜の育成状況に応じた栽培環境の制御と種まきから収穫・出荷までの栽培作業の自動化をパッケージ化したシステム開発を目指す。システム完成後、実証テストを重ねて2016年度には国内外へ販売開始する計画。