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世界の環境首都、アジアの技術首都を目指す  北九州市    環境・エネルギーを重点誘致産業に追加


 北九州市の北橋健治市長は、ふくおか経済新年号抱負インタビューの中で、09年の抱負、中心市街地活性化、環境モデル都市認定、今後の企業誘致策などについて語った。要旨は次の通り。
 ―新たな北九州市の基本構想を発表されましたが、2009年へ向けての抱負をお聞かせください。
 北橋 09年は新しい基本構想に基づくまちづくりをスタートさせます。目指すのは「人と文化を育み、世界につながる、環境と技術のまち」です。これを実現するため、子育て支援や教育の充実を図る「人づくり」をはじめ、豊かで安全・安心な市民生活を実現する「暮らしづくり」を推進します。また、競争力のある産業の振興、魅力的な雇用の創出などに取り組む「産業づくり」、暮らしや産業を支える「都市づくり」を促進します。
 さらに、市民の自信と誇りを育むため、都市ブランドとして、「世界の環境首都」と「アジアの技術首都」を目指すとともに、特産品や観光地に着目したブランドの構築、郷土の偉人・先人の顕彰などによって、地域の新たな魅力づくりを進めます。このようなブランドの確立に向けて、様々な分野で活躍する本市ゆかりの方々の協力も得ながら、戦略的かつ効果的なプロモーションを実施します。九州新幹線の全線開通や道州制の議論の進展などを見据え、産業や環境などの分野において、福岡県内をはじめとする各都市間との活発な交流を図りながら広域連携を推進したいと思います。
 また、本市の財政は、公債費が09年度にピークを迎えるなど、厳しさを増しています。さらに、超高齢・人口減少社会の到来や、昨年発生した世界的な金融不安など、国内外の社会経済状況も大きな変化をみせています。09年は、このような変化にも柔軟に対応しながら、市長として、しっかりと舵取りを進め、市民の皆さんと一丸となって、着実に北九州市の明るい未来を築いていきます。
 ―次に、今後の企業誘致推進策をお聞かせください。
 北橋 北九州市には、ここ数年自動車関連産業をはじめとする企業立地が進み、地元経済にも雇用の創出や関連産業への発注など波及効果をもたらしています。しかし、世界的な低炭素社会への志向から、本市にも次世代産業の集積が必要だと感じています。
 そこで、従来の重点誘致産業である自動車、半導体、素材・部材、情報通信、物流分野に加え、環境・エネルギー分野を新たなターゲットにしたいと考えています。(詳細はふくおか経済2009年新年号に掲載)