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不採算駐車場からの撤退で収益強化 トラストパーク 通期は増収増益見込み
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駐車場経営のトラストパーク株式会社(福岡市博多区博多駅南5丁目、渡邉靖司社長)の12年6月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比2・3%増の58億74百万円、経常利益が同39・7%減の2億82百万円の増収減益となった。
新規駐車場開発の強化と不採算駐車場からの撤退で、駐車場数は前年同期比9カ所増の630カ所、車室数は664車室増の2万3735車室となった。事業別では駐車場事業が駐車場賃貸料をはじめとした駐車場原価の見直しなどによる既存駐車場の収益向上に取り組み、売上高は前年同期比5・5%増の41億96百万円、営業利益は同41・7%増の2億63百万円となった。不動産等事業では山口県の新築マンション全戸の引き渡しを完了、熊本県玉名市のマンションの引き渡しを開始するなど、順調に推移している。一方では、新規マンションプロジェクト3件の販売費や一般管理費の増加もあり、売上高は同7・7%減の16億26百万円、営業利益は同52・6%減の1億58百万円となった。今期内には、福岡市中央区の新築マンション引き渡し開始を予定している。通期では、売上高は同21・9%増の88億円、経常利益は同16・5%増の5億2千万円の増収増益を見込んでいる。