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不採算店整理とコスト削減で経常28・2%増  ロイヤルHD    売上高は2期連続減


 ロイヤルホールディングス株式会社(福岡市博多区那珂3丁目、今井明夫社長)の09年12月期第3四半期(1~9月)連結決算は、売上高が847億9800万円で前年同期比6・0%減、経常利益が18億4600万円で同28・2%増の減収増益となった。
 今春からの高速道路料金の値下げにより「高速道路レストラン」の集客が増加したものの、景況悪化で外食部門の各種業態で軒並み来店客数が落ち込んだほか、機内食事業も新型インフルエンザの世界的流行などで搭乗客数が減少したことなどが響き、2期連続の減収となった。しかし利益面では、不採算店舗の整理やコスト削減に努め、営業利益は16億9300万円で同30・4%増、また純利益は店舗閉鎖損失引当金の取り崩し8億7900万円を特別利益として計上したことなどから、7億7300万円(前期は2億円の損失)となった。通期は売上高が1120億円(同6・7%減)、経常利益が18億円(同51・1%増)を見込んでいる。