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不採算プロジェクト発生で87百万円の経常赤字  BCC    売上高では受託業務が4・4%増


 地場情報通信大手の株式会社BCC(福岡市中央区六本松2丁目、岩本強司社長)の10年3月期決算は、売上高が前年比9・7%減の51億33百万円、経常利損益が87百万円の損失(前期は1億53百万円の黒字)だった。
 売上構成ではシステム開発・運用に関する受託業務が同4・4%増の4億7千万円と伸びたが、業界内の競争激化やIT投資抑制の継続などの影響で、ソフト開発と機器販売がそれぞれ同9・6%減の33億17百万円、同16・6%減の10億69百万円と落ち込み、3期ぶりの減収となった。また、利益面ではインターネットデータセンターへの先行投資などに伴う支出増に加え、システム開発に伴う大規模な不採算プロジェクトが発生し大幅な営業損失となった。
 岩本社長は「今回の営業損失は教訓と受け止めたい。先を見据えた設備投資が着々と進み、次のステップへ向けた基盤づくりはしっかり確立できつつあるだけに、今後は官・民需に加え医療関連への営業も強化しシェア拡大を図りたい」と話している。
 今期は売上高が前期並みの51億円、経常利益が5千万円を見込んでいる。