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不動産事業がけん引し、4期連続の増収増益  西日本鉄道    売上高4・9%増の3549億円


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)の2014年3月期連結決算は営業収益が前期比4・9%増の3549億8600万円、経常利益が同22・0%増の197億5600万円で、4期連続の増収増益となった。
 事業別に見ると、主力の運輸業では鉄道事業及びバス事業で消費税率引き上げに伴う運賃改定による先買いがあったことに加え、バス事業で高速バスの増収などもあったことから運輸業の営業収益は前期比0・7%増の845億7200万円、営業利益は同9・1%増の50億300万円と増収増益となった。旅客人員は鉄道事業で前期比2・3%増、バス事業(乗合)で同0・6%増だった。
 不動産事業では「パーク・サンリヤン新宮中央駅前」や「パーク・サンリヤン名島」などのマンション販売が好調であったことに加え、不動産賃貸事業でのオフィスビル「西鉄日本橋ビル」の充足などもあり、不動産業の営業収益は前期比7・8%増の590億8200万円、営業利益は同6・5%増の104億8900万円で増収増益となった。
 流通業では、ストア事業で店舗の改装、建て替えによる増収や消費増税前の駆け込み需要があったが、競合店の影響による既存店の減収や廃止店の影響で、営業収益は前期比0・0%減の809億4200万円、営業利益は粗利率の改善などにより4億6500万円(前期は営業損失4200万円)だった。
 物流業では、国際物流事業で他社との競合で売り上げ単価が下落したほか、荷主が海上貨物利用へシフトしたことによって航空貨物取扱高が減少した。その一方で海外子会社での為替変動による増加が影響し、営業収益は前期比9・5%増の766億4200万円、営業利益は同1・8%減の17億3400万円で増収減益となった。
 レジャー・サービス業では、ホテル事業で宿泊稼働率が向上したことに加え、娯楽事業での増収、その他サービス事業での空港関連業務の受託増加などが影響し、営業収益は前期比4・7%増の386億9600万円、営業利益は同23・6%増の17億6200万円で増収増益だった。
 今期は、売上高は前期比0・3%増の3560億円、経常利益が同28・6%減の141億円、当期純利益は同26・8%減の83億円の増収減益を見込んでいる。