NEWS

  • 地域

不動産、ホテルなど好調で増収増益  西日本鉄道    通期の売上高、各利益を上方修正


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)の2013年9月中間期連結決算は、売上高にあたる営業収益が前年同期比3・4%増の1701億9200万円、営業利益が15・8%増の92億1600万円、経常利益が22・9%増の86億5500万円で増収増益となった。
 販売戸(区画)数が前年同期比56戸増の315戸となった不動産分譲事業や稼働率が好調のホテル事業などがけん引し、中間期純利益は30・3%増で過去最高の48億7700万円となった。セグメント別では、本業の運輸業は、バス事業が路線効率化などで定期外収入が減少したものの、高速バスや定期収入、特定バス収入の増加などで増収となる一方、運輸関連事業やタクシー事業は減収となり、営業収益が0・1減の423億6500万円、営業利益が減価償却費などの費用減少で10・3%増の27億1000万円。不動産業は、リノベーションマンションなど分譲事業での販売戸数増や、賃貸事業で昨年6月に開業したオフィスビル「西鉄日本橋ビル」の充足などで、営業収益が9・3%増の270億8100万円、営業利益が1・3%増の45億7000万円。
 流通業は、ストア事業で店舗の改装や建て替えによる増収があったものの、全般的には競合店の影響などによる既存店の減収で、営業収益が0・2%減の403億9900万円となったが、粗利率の改善などで営業利益が1億5000万円(前年同期は営業損失9800万円)と黒字化。物流業は、国際物流事業で国内・アジアをはじめ世界的に航空貨物の取扱高が減少した一方、海外子会社で為替変動による円換算額の増加があり、営業収益が5・5%増の359億5000万円、営業利益が18・3%減の8億3000万円。レジャー・サービス業は、旅行事業で海外旅行取扱高が減少した一方、ホテル事業での既存ホテルの稼働率向上や昨年5月の「ソラリア西鉄ホテル鹿児島」開業などが寄与し、営業収益が4・1%増の188億200万円、営業利益が77・3%増の8億9200万円。その他の事業では、建設関連事業での受注増などで、営業収益が8・3%増の223億6600万円、営業利益が1億3200万円(前年同期は営業損失3億6500万円)と黒字に転じた。
 通期の連結業績予想は、不動産分譲事業でのマンション販売戸数の増加やホテル事業での稼働率向上などで、売上高を従来予想の3462億円から3480億円に、営業利益を170億円から180億円に、経常利益を155億円から168億円に、最終利益を90億円から96億円にそれぞれ上方修正した。