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下関市に電材卸の新会社設立  カンサイホールディングス    2拠点で営業開始


 電設資材卸売の九州最大手、株式会社カンサイを中核事業会社とする株式会社カンサイホールディングス(以下カンサイHD、福岡市博多区東比恵3丁目、忍田勉社長)は、山口県下関市に電材卸の新事業会社、エコプラス株式会社(江藤省三社長)を設立し、7月22日から山口支店(山口市)との2拠点体制で営業を開始した。
 カンサイでは今後も含め本州進出の計画はないが、業界歴数十年の江藤氏のビジョンに忍田社長が共感し、今年3月に設立したカンサイHDが同氏の独立をバックアップする形で設立した。山口県内では老舗の電材卸が異業種の大手卸に買収されており、その拡大に歯止めをかける狙いもあるという。下関、山口両市内近郊を中心に営業展開し、初年度(2015年3月期)売上高5億円を目指す。
 エコプラスは資本金1000万円で、カンサイHDの100%出資。本社を下関市幡生宮の下町、山口支店を山口市朝田に置く。本社6人、山口支店4人の計10人で営業を開始。うち職人2人が在籍し、工事も手掛ける。
 カンサイHDは、カンサイが設立60周年の節目を迎えた今年3月、持ち株会社として設立。資本金9600万円。従業員11人。傘下にカンサイはじめ、電材卸、工事、住設販売・リフォームの6事業会社が入り、各社が蓄積してきた高い専門性を有効活用し、グループとして企業価値の最大化を図る。2、3年後をめどに各社のシステムを統合するほか、カンサイから分社した株式会社カンサイ南九州社(鹿児島市)のような地域販社の設立も構想している。
 カンサイは1948年4月創業、54年3月関西電業株式会社として設立。2002年3月に社名変更。資本金9600万円、従業員200人。14年3月期は売上高が前期比18・6%増の275億7800万円で4期連続の増収増益だった。

 男子学生ゴルフ大会に特別協賛

 また、カンサイHDは9月29日、30日に筑紫ヶ丘ゴルフクラブ(筑紫郡那珂川町後野)で初開催される男子学生を対象とした「ALL JAPAN アマチュアゴルフトーナメント2014」(大会実行委員会事務局・福岡市中央区御所ヶ谷)に特別協賛する。
 これはカンサイ設立60周年の記念事業の一環で、「未来のオリンピック選手を誕生させたい」という想いから始まる同大会の冠スポンサーとして、アマチュアゴルファーの育成を支援する。同大会は「カンサイCUP」と冠して開催され、同社では来年以降も継続して協賛していく方針。
 同大会には全国から小学生から大学生までのアマチュア学生選手100人程度が参加予定。上位3選手には、今年11月中旬開催の「オーストラリアPGAツアー 男子NSWオープンゴルフトーナメント」への出場権が与えられる。忍田社長は「2020年の東京オリンピック代表や今後のゴルフ界を担う選手を輩出できるような大会にしていければ」と話している。