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上期業績を当初予想から減収・赤字圧縮に修正 イオン九州 固定資産譲渡などで純利益は黒字に
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イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は8月中間期の業績予想を修正、売上高にあたる営業収益は当初予想より22億円少ない1190億円、経常損失は当初予想の11億円から8億6000万円改善して2億4000万円となる見通しとなった。
売り上げ面では、食料品の既存店売り上げが前年同期を上回る見込みとなっているが、熊本地震によって熊本県内の一部店舗が休業するなどしたことで予想を下回る見込みとなった。利益面では、売上総利益率が改善したことで売上総利益が前年同期を上回る見込みとなったほか、販管費も当初計画内となるため、営業損失は当初計画比7億7000万円改善する見込みとなった。また、第1四半期で震災関連費用11億8100万円を特別損失として計上していたが、第2四半期で地震保険の受け入れ10億400万円、固定資産の譲渡益12億8200万円を特別利益として計上することで、純損益は当初計画7億円の損失から3億8000万円の利益となる見込みになっている。現在の時点では通期業績予想の変更はしていない。