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上場挑戦隊2期生を6社選出 福岡証券取引所 県内から五洋食品産業など4社
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福岡証券取引所(福岡市中央区天神2丁目、奥井洋輝理事長)は2月16日、株式公開を目指す地場新興企業を支援する「九州IPO挑戦隊」の第2期生として福岡市の五洋食品産業株式会社など6社を選出した。
今回選出されたのは建物の省エネ改装を手がける建設会社株式会社黒木(福岡市、黒木美知雄社長)、冷凍ケーキ製造・販売の五洋食品産業株式会社(同市、舛田圭良社長)、葬祭業の株式会社やまそう(飯塚市、植村政人社長)、食品の機能性評価技術開発の株式会社レオロジー機能食品研究所(福岡県久山町、宮鍋征克社長)、化粧品成分分析の株式会社ブルーム(佐賀県唐津市、山崎信二社長)、介護事業の株式会社ヒューマン・ネットワーク(長崎市、山口晃一郎社長)。6社は福証から収益性確保や経営体制整備に向けた専門家派遣などのサポートを受けながら、3~5年以内の株式上場を目指す。同取引所の奥井理事長は「2期生は19社の候補から、事業の成長性と上場への強固な意志に期待が持てる企業を選んだ。福証を上場企業へのファーストステップの場にして、準備さえ整えば、飛び級で上場して欲しい」と期待を込めた。また、会見で五洋食品産業の舛田社長は「昔、Qボード発足時の勉強会に出席した際、上場に関する知識が何もなく恥ずかしい思いをした。その時の悔しさを土台にここまでやってきた」と同勉強会の参加証が入った額縁を掲げながら、上場を志望するきっかけを説明した。同取引所では、半年ごとにIPO挑戦隊を発表しており、次回は8月頃を予定している。