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上呉服町に事務所を移転  イトーキ西日本支社    ライブオフィス機能も拡充


 オフィス家具、事務用品メーカーの株式会社イトーキ西日本支社(福岡市博多区店屋町、林一幸支社長)は、2月24日付で同区上呉服町に事務所を移転した。
 これまで入居していた九州支店ビルが老朽化したことに加え、多層階に分かれていた事務所をワンフロアにして業務の効率化を図るもの。併せて実際に社員が働いている様子を見学できるライブオフィス「福岡オフィスプラザ」の機能も拡充した。場所は呉服町交差点角の呉服町ビジネスセンタービル4階、延べ床面積は約710平方m。九州支店ビルは地場デベロッパーに売却。新オフィスは「内部の知と外部の知を交流させたオフィス空間」をコンセプトに、TV会議システムや大型スクリーンを備えたミーティングルーム、最新のオフィス家具を使った事務スペース、九州産の木材を使ったフローリング通路など、新しいオフィスのあり方を提案している。林支社長は「新しい環境で社員のモチベーションもアップし、業容の拡大につなげたい。とにかくたくさんのお客様に来ていただいてほしい」と話している。
 同社(大阪市城東区、松井正社長)は、1890年に輸入品を取り扱う「伊藤喜商店」として創業。1950年設立。資本金は52億7700万円。オフィス家具、事務機器、家庭用家具などを製造販売する。売上高は1034億6100万円(2013年12月期)。