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三池港インター連絡路の中心杭打ち式   九州地方整備局 熊本県荒尾市の荒尾競馬場跡で


 九州地方整備局(鈴木弘之局長)は9月13日、熊本県荒尾市の荒尾競馬場跡地で有明海沿岸道路・三池港インターチェンジ(大牟田市)の高潮対策で、熊本県荒尾市側に設置する2・7キロの連絡路の中心杭打ち式を行った。
 杭打ち式に伴い、官民でつくる福岡、熊本両県の建設促進期成会と福岡、熊本両国道事務所が主催する式典を実施。当日は主催者側から福岡県期成会特別顧問の古賀誠元自民党幹事長、福岡県期成会の古賀道雄大牟田市長、熊本県期成会の大西一史熊本市長、来賓で地元選出の国会議員、福岡、熊本両県知事、両県議会議長ら約200人が出席、実質的に熊本県側への延伸となる連絡路の着工を祝った。
 式典は九州地方整備局の鈴木弘之局長の式辞に続き、福岡県期成会の古賀特別顧問、古賀会長、熊本県期成会の大西会長がそれぞれあいさつ。古賀特別顧問は「これだけ早いスピードで杭打ち式を迎えられるのは九州地方整備局の指導と努力の賜物。今日は熊本県側に延伸させるスタートの日」と切り出した後、熊本県期成会の大西会長は「三池港インター連絡路の建設は県内初の事業区間。実質的な2期工事のスタートであり、早期整備の実現を目指す」、福岡県期成会の古賀会長は「福岡県内では自動車専用区間の7割、全区間の9割が供用しており、大川―柳川―みやま―大牟田の沿線自治体に対する道路のストック効果がとても高い。連絡路の整備が熊本方面への延伸につながるよう福岡県側からも早期整備の動きを盛り上げていきたい」と早期整備への意気込みを述べた。
来賓あいさつでは、野田毅衆院議員が「これからは熊本県側がハマってやらなきゃいけない時。これから先の展開に向けて予算獲得に全力で取り組む」、藤丸敏衆院議員は「有明海沿岸の福岡、佐賀、熊本の沿線地域が一体的な経済圏を作る上で必要不可欠な道路。九州縦貫道との結節強化に向けた取り組みも必要」などと話した。熊本県の蒲島知事は「2期目のマニュフェストに掲げた“安心・安全”、“熊本の100年の礎を作る”に合致推した道路、国会議員の先生方とともに早期整備に尽力していきたい」、福岡県の小川知事は「熊本県側の延伸を心から喜んでいる。福岡県では有明沿岸道路の整備によって、三池港のコンテナ取扱量が8年間で21倍に増加するなど大きなストック効果が出始めている。沿線の荒尾・大牟田地域には世界遺産に登録された明治日本の近代産業遺産群もあり、地域の観光振興に大きな効力を発揮する。整備が順調に進むことを期待したい」と早期整備に期待を寄せた。また、熊本県議会の松田三郎議長、福岡県議会の井上忠敏議長も祝辞を述べ、早期整備に必要な予算獲得に向け、両県議会が一体となって関係機関に陳情活動を行う必要性などを指摘した。
 あいさつ終了後の杭打ち式には、古賀特別顧問ら12人が参加、三池港IC連絡路と書かれた記念の中心杭を打設した。
 有明海沿岸道路は大牟田市から佐賀県鹿島市までの延長55キロを結ぶ地域高規格道路。このうち県内区間は大牟田市から大川市までの27・5キロ。2012年9月までに約20キロ区間が自動車専用道路として供用、17年度には柳川市の柳川西―徳益間4・5キロが自動車専用区間として完成する予定。