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三日月型フィナンシェをリニューアル発売 風美庵
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週刊経済2025年3月12日発行号
県産品にこだわるブランディングに
和洋菓子製造、販売の㈱風美庵(福岡市南区高木2丁目、河越久社長)は3月1日、三日月型フィナンシェのお菓子「博多美月」をリニューアル発売した。
インバウンドなどへの販売好調に伴い、商品化10年で福岡県産の原料にこだわる大幅ブランディング変更を実施し、代表商品「博多明太えびせんべい」などに次ぐ看板商品化を目指す。これまではあまおういちごやバター、アーモンドなどを使用していたが、糸島産の「伊都物語の牛乳」や、玄界灘の塩など福岡産の材料にこだわったミルク味に変更した。それに伴いパッケージや商品ロゴも変更し、パッケージがこれまでのピンク色の背景に大きく黄色い月をプリントしたデザインから、クリーム色で小ぶりな黄色い月をプリントしたデザインに、商品ロゴが細文字の書体を白フチの太いフォントに変えたほか、文字の配色もピンクから黄色に刷新した。価格に変更はなく、3個入り税込み594円、6個入り1134円、10個入り1728円、16個入り2754円。風美庵の店舗や、同社ECサイトで販売する。同社では「福岡土産として多くの人に愛される商品にしたい」と話している。