NEWS

  • 地域

三和紙工の第三者割当増資を引き受け  大石産業    協力体制を強化


 産業用包装資材製造の大石産業株式会社(北九州市八幡東区桃園2丁目、中村英輝社長)は12月5日、クラフト紙袋を製造販売する三和紙工株式会社(東京都中央区日本橋小伝馬町、永田哲雄社長)に出資し、協力体制を強化する。
 大石産業は2003年から同社と業務提携しており、関東市場における生産体制を再構築し、品質とコスト競争力の向上を図っている。三和紙工が実施する3万株の第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の4・76%を保有する。同社は「北九州工場と関係会社のコア・パックス社の活用と合わせて、多様で安定的な供給力の強化を図っていく」と話している。
 三和紙工はプラスチック加工事業、製紙・塗工紙関連事業などを手掛ける株式会社巴川製紙所の子会社として1948年4月設立。資本金3000万円。従業員115人。売上高29億6600万円。大石産業は1947年2月設立。資本金4億6640万円。従業員336人。2014年3月期売上高は173億円。