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七隈店を城南区茶山1丁目に移転オープン 千鳥饅頭総本舗 初年度売上目標は2千万円
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和洋菓子・パン製造販売の株式会社千鳥饅頭総本舗(糟屋郡新宮町緑1丁目、原田ウルズラ社長)は、9月15日付で福岡市城南区の直営店「七隈店」を同区茶山1丁目に移転オープンした。
城南区エリアの集客力向上や新規顧客の獲得を目的にしたもので、店舗名も「千鳥饅頭総本舗・茶山店」に改称する。場所は城南学園通り沿い茶山四ツ角交差点近く、地下鉄七隈線・茶山駅南側。敷地面積は約40平方m、店舗面積は31・35平方m。従来の和洋菓子、季節限定商品、ギフト関連商品を取りそろえる。スタッフは村上由利子店長含む3人体制となる。営業時間は午前9時から午後7時まで。初年度年間売上目標は2千万円。同社では「立地的に良い物件をご紹介いただいた。今後も地域特性に合った商品構成と店舗づくりを手掛けていきたい」と話している。
9月から2種類のフィナンシェを発売
また、同社は9月1日から八女茶と丸大豆しょうゆを使用した洋菓子「フィナンシェ」を発売した。
同社はこれまで千鳥饅頭や丸ボーロ、チロリアン、バウムクーヘン、和生菓子の団子シリーズなど和・洋菓子を展開してきたが、フィナンシェをレギュラー商品化することで取扱商品群の拡充やギフト需要の拡大を図るのが狙い。同商品は福岡県産丸大豆しょうゆと八女茶の2種類の原材料を使用。商品名は「九州醤油フィナンシェ・夕映え」と「深蒸し八女茶フィナンシェ・緑山」。バター、アーモンド粉をふんだんに使用し、しっとり感と香ばしさを演出しているのが特徴。価格は1個210円(税込み)から9個入り21百円(同まで)。初年度年間売上目標は2千万円。同社では「和菓子屋が作る洋菓子という観点から、原点回帰したことで新たな商品が誕生した。今後も九州の原料にこだわり、食べやすさや食感の良さを追求した商品を提供していきたい」と話している。