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一年生７２人迎え西南学院小学校が開校 　西南学院小学校　　　 ３学年１９４人でスタート

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　学校法人西南学院（福岡市早良区西新６丁目）の西南学院小学校（同区百道浜１丁目、和佐野健吾校長）がこのほど開校し、４月８日の第１回入学式で新１年生７２人が入学した。
　０８年１１月に着工した同校は、西南学院中学校・高等学校の西隣に位置し、校地面積は約２万２３１０平方m。校舎は３階建て延べ床面積約８２９９平方m。運動場は約８８９８平方m。総工費は約１８億円。校舎の中心にアトリウムを配置し校舎内のすべての施設がアトリウムを中心とした回遊動線でつながっているのが特徴。各教室のほか約２１０人収容のチャペル、体育館、アトリウムに面したオープンスペース、２４０席のランチルーム、コンピューター室、蔵書２万６千冊まで対応できる図書館などを整えた。
　新１年生（男女各３６人）と、４月５日には新２先生（５２人）と新３年生（７０人）が転入学式を済ませ、初年度は３学年各２クラス、計１９４人でスタートした。
　授業時間は２０１１年度から導入される新学習指導要領を上回る量を設定。宗教、理科、音楽、図画工作といった感性を育む授業は専科制を導入している。また、低学年から外国語教育を取り入れる。
　開校に当り和佐野校長は、「開設準備から丸５年間ほど関わってきたので感無量。今から頑張らないといけないという気持ちだ。募集段階で新１年生には２００人以上の応募があり、期待と知名度を感じている。人の話がきちんと聞けて人の気持ちがわかる子を育てたい」と語った。