ワンビルに新業態の「和カフェ」　東京のプロントコーポレーション

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週刊経済2025年5月7・14日発行号

想定客単価は２千円

飲食店チェーン運営の㈱プロントコーポレーション（東京都港区、杉山和弘社長）は４月２４日、福岡市中央区天神１丁目の大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」３階に新業態のカフェをオープンした。

京都や三重、八女産の茶葉を使用した煎茶などのほか、抹茶やみたらしなど和のスイーツを提供する業態で、県内初出店。店名は「和カフェ　Ｔｓｕｍｕｇｉ（ツムギ）福岡天神店」。店舗面積は１６５㎡。席数は、テーブル７３席、カウンター７席の計８０席を用意。メニューは「天然水の削り氷　濃い苺みるく（税込１２１０円）」や、抹茶のテリーヌやモンブランなど６種のスイーツの盛り合わせ「和のアフタヌーンティー　～紬の贅沢スイーツ食べ比べ～（税込２３１０円）」などをそろえる。メインターゲット層は３０～４０歳代女性で、平均客単価は２千円を見込む。営業時間は平日が午前１１時～午後２時、土日祝が午前１０時～午後８時。スタッフ数は５０人。

杉山社長は「テーブル席を中心に広々使えるボックス席などを多く用意し、くつろげる空間にこだわった。注目度の高い同ビルへの出店で、地元客に愛される店舗を目指す」と話している。