NEWS
ワンビルにグロッサリーとレストランの新業態 明治屋産業
Tag:
週刊経済2025年5月7・14日発行号
平均客単価は1500円
明治屋産業㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目、谷尾一也社長)は4月24日、福岡市中央区天神1丁目のワンビル地下1階にグロッサリーとレストランを融合した新業態をオープンした。
名称は「TAVERY WALKER(タベリーウォーカー)」。雑貨やアパレルのようなワクワク感ある買い物体験の実現を目指す。マスコットキャラクター「タベリー」が世界各国を旅して集めた名品をコンセプトに、グロッサリーでは専属ソムリエが選定した1千円〜2千円代の手頃なワイン、輸入食品など6500〜7千点の商品を取り揃える。レストランは27テーブル・40席で、テイクアウトの弁当や、シェフ特製の「タベリーセレクトランチ」(税込み1100円)、「クラシックガトーショコラ」(税込み600円)などを提供。夜はバルに変化し、「骨付き鶏コンフィ」(税込み950円)やチーズ、酒を提供する。ターゲット層はワンビルのオフィスワーカーやインバウンドなど、30〜50歳代の女性を始めとした感度の高い大人世代。平均客単価は1500円で、1日あたり130万円の売り上げを目指す。店舗面積は約410㎡で、営業時間は午前11時〜午後11時。従業員数はグロッサリーとレストラン合わせて常時30人。
小林基樹店長は「地元のお客さまに長年支えられてきた企業として、福岡を代表するエリアで出店を果たすことができた。今後はお客さまの声に耳を傾けながら、品揃えをさらに充実させたい」と話している。
同社は1972年4月設立。資本金9800万円。従業員数は913人。24年3月期売上高は438億円。