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レーザー設備を導入し、若松区に本社工場を移転  レーザマックス九州    初年度売上高1億2000万円目指す


 金属、樹脂レーザー加工の株式会社レーザマックス(岡山市、近藤正一社長)の地域子会社・株式会社レーザマックス九州(北九州市小倉南区新曽根、斉藤智樹社長)は10月1日、同市若松区南二島2丁目に本社工場を移転した。
 レザーマックスが営業、生産拠点の全国展開のため2月に設立した同社は、生産力向上を図り東小倉工業団地内から移転拡張した。場所はJR筑豊本線二島駅の南側。工場の床面積は約1300平方m。3次元6軸制御の高性能レーザー加工や板金加工設備に加え、レーザー加工時の酸化を防ぐための窒素発生装置などを導入し、産業機械や建設機械の部材加工を担う。従業員は営業を含め12人。九州全域で営業展開し、初年度売上高は1億2000万円を目指す。斉藤社長は「将来的にはアジア諸国からの受注や部品調達の窓口業務にも対応していきたい」と話している。
 レーザマックスは1986年5月設立。資本金1000万円。従業員数は70人。大阪と岡山に支店と加工工場を名古屋支店、神戸営業所を展開しているほか、08年5月には株式会社レーザマックス北海道を設立している。