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レーザー切断、加工工場を今夏、本格稼動 レーザマックス九州 5月にレーザー設備を導入
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金属、樹脂レーザー加工の株式会社レーザマックス(岡山市、近藤正一社長)の地域子会社、株式会社レーザマックス九州(北九州市小倉南区新曽根、斉藤智樹社長)は、5月にレーザー切断設備を導入し、今年夏をめどに加工工場を本格稼働する。
営業、生産拠点の全国展開のため2月22日に設立した同社は、東小倉工業団地内の工場を加工設備ごと賃借し、3月に工場を稼働した。現在は製缶など板金加工を手掛けているが、レーザー設備導入で材料切断から製品加工までの一貫生産体制を構築する。産業機械分野や車両部材での需要を見込んでいるほか、アジア諸国からの受注や部品調達の窓口業務も担う。
従業員は10人で、今後は中国人留学生の採用など、受注量に合わせ営業、生産部門で増員する。初年度の目標売上高は1億2千万円で、中長期計画では5億円を目指す。同社は「九州ではレーザー加工に加えて、板金加工や製缶、組み立て作業まで手掛けることで付加価値の高い商品を生産していきたい」と話している。
レーザマックスは1986年5月設立。資本金1千万円。従業員数は70人。大阪と岡山に支店と加工工場、名古屋支店、神戸営業所を展開しているほか、08年5月には株式会社レーザマックス北海道を設立している。