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メール情報漏えい対策システムの提案開始 シーアイエー 5月23日から
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情報セキュリティ業を手掛ける株式会社シーアイエー(福岡市博多区博多駅東1丁目、平原隆社長)は5月23日、メール情報の漏えい対策システムの提案を始めた。
これは法人向けにメールの送受信時に不正に流れてくるウィルス感染へ事前対策などを図るためのもの。同じく情報セキュリティ業を手掛ける株式会社S&J Secure(東京都、三輪信雄社長)と共同開発しており、システム名は「S&J Secure VDI」。同システムでは、主なウィルス感染、情報漏えいの一要因といわれる「Web利用」と「メール利用」端末が感染しないOS環境を提供する。利用者専用サーバーと同機能のOS環境を同システム内の「仮想サーバー環境」にコピー設定し、侵入してきたウィルスやハッキングを仮想サーバーで捕獲。正常な情報のみを利用者PCに転送するフィルター的役割を果たすのが特徴。仮想サーバーで捕獲したウィルスは定期的にリセットし完全消去できるという。
同社は2014年10月設立。資本金300万円。従業員3人。平原社長は熊本県出身。1961年8月27日生まれの55歳。前職の福岡県警で不正アクセルなどサイバーテロ対策に関わる捜査を14年間担ってきた。熊本商科大学附属高等学校(現・熊本学園大学附属高等学校)卒。趣味はマリンスポーツ。