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メーカー減産で通期見込みを下方修正 ワールドインテック 役員報酬カット、営業拠点統廃合も
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総合人材ビジネス業の株式会社ワールドインテック(北九州市小倉北区馬借1丁目、伊井田栄吉代表取締役会長兼社長)は、08年12月期連結業績予想で、売上高を当初予想の510億7500万円から487億8300万円、経常利益を同22億2200万円から13億500万円に下方修正した。
第4四半期に入り、世界的な景気後退を受けて、コア事業であるファクトリー事業の国内主力メーカーで大幅減産が進み、派遣社員を中心とした雇用調整が影響した。売上高が前回予想を下回る見込みになったほか、雇用調整に伴う諸経費の発生、減員に伴う付帯費用の発生などがあり、営業利益は同20億7500万円から10億9100万円、当期利益は10億8300万円から2億6300万円に下方修正した。07年12月期は、売上高464億9700万円、経常利益17億7200万円だった。今後の対応策として、同社は代表取締役の月額報酬50%カット、取締役および執行役員の月額報酬20%カットのほか、人員整理や営業拠点の統廃合、経費削減委員会の設置などを計画している。