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マットレスと枕のセットで特許取得 　あんみん　認知度向上と販路拡大へ

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　寝具を製造、販売する株式会社あんみん（福岡市博多区店屋町、大谷奈緒美社長）はこのほど、自社開発のマットレスと枕のセットで特許を取得した。
　「プレミアムマットレス」と「エアピーク」の２種類のマットレスと枕のセットで、マットレスの枕の位置がコの字状にくり抜かれており、専用の枕をセットして使用する。プレミアムマットレスはウレタンマットレス、木材の背当て、通気性とクッション性の高いブレスエアー素材などを組み合わせたもの。両脚部にはレッグポイントと呼ばれる棒状の突起があり、突起の内側に足を納めて寝ることで骨盤の開きを矯正する。エアピークはプレミアムマットレスの簡易版で、既存のベッドの上に敷いて使用するほか、持ち運び可能となっておりアウトドアなどでの使用もできる。価格はプレミアムマットレスが２９万円（ベッドパッド２枚、枕含む）、エアピークが７万３０００円（枕含む）。大谷社長は「今後の課題は認知度の向上と販路の拡大。眠りの時間の大切さに目を向けてもらえるようにアピールしていきたい」と話している。
　同社は２０１４年４月設立、資本金９９０万円、従業員数２人。大谷社長は福岡市中央区出身、１９６９年１２月１５日生まれの４４歳、西福岡高校卒、趣味は犬とカメラ。ヨガインストラクターも務めている。