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マイクロソフトとVPPAを締結 自然電力


週刊経済2023年10月24日発行号

20年間再エネ価値を供給

自然エネルギー発電開発の自然電力㈱(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長、川戸健司社長、長谷川雅也社長)は10月13日、マイクロソフト コーポレーション(以下、「MS社」)と、愛知県犬山市に建設中の太陽光発電所から再生可能エネルギーを供給する20年間のバーチャルPPA(VPPA)を締結したと発表した。
VPPAは、再エネ電力の環境価値のみを仮想的に需要家が調達する手段で、MS社が世界各地で締結している他のPPAと同様に長期的なコミットメントを示す。日本でのPPAは今回が初。MS社は自然電力グループが犬山市に建設中の25MWの太陽光発電所(2023年12月稼働予定)から生み出される電気の環境価値を供給してもらうことで、電力システムにおけるクリーンエネルギーの導入、及び25年までに目指す再エネ由来100%に向けた目標達成を促進する。
この事業の開発・建設資金については、ソシエテ・ジェネラル銀行(以下ソシエテ・ジェネラル)から、ノンリコース・プロジェクトファイナンスによって109億円を調達。これは非化石証書(NFC)を販売するためのVPPAと、バランシングを含む長期売電契約を組み合わせたプロジェクトにノンリコース・プロジェクトファイナンスが採用された国内初の事例となる。加えて東芝エネルギーシステムズ(以下、東芝ESS)が、アグリゲーターとして市場に電力を販売することで、犬山市において自然電力グループが開発し、運用する太陽光発電所により発電された電力を管理する。