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ホークスタウンモールにトリックアート美術館  大分県の紀商堂    福岡県内初出店


 大分県内で体験型美術館を運営する有限会社紀商堂(大分県豊後高田市、近藤紀子社長)は、3月13日、福岡市中央区地行浜2丁目の商業施設、ホークスタウンモール内に「トリックアートミュージアム」をオープンした。
 福岡県内では初の出店で、大分県豊後高田市、湯布院市に続く3店目。「トリックアート」は、遠近法などの画法と錯視によって平面の作品を立体的に見せる絵画。トリックアートミュージアムには、恐竜が飛び出しているように見える絵や岩が浮かんで見える絵、特殊な塗料を使って通常の光線では見えない図柄を見せるブラックライトを利用した絵など31点を展示している。入場料は高校生以上700円、小・中学生500円、4歳以上の幼児200円、4歳未満は無料。営業時間は午前11時(土日祝日は10時)から午後9時まで。年間7~8万人の入場を目指している。近藤社長は「福岡は私の出身地でなじみもあり、国内外から人が集まるので、たくさんの人にトリックアートを楽しんでもらいたい」と話している。同社は04年11月設立、資本金は300万円、従業員数は12人、年商は5000万円(09年10月期)。近藤社長は1969年5月22日生まれの40歳、福岡市出身、福岡大学経済学部卒業、趣味は旅行・映画鑑賞。