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フラワーショウ開催決定で植物園エントランス整備へ 福岡市


週刊経済2025年5月21日発行号

約3200㎡、事業費は約1億9000万円

福岡市は5月13日、計画していた「Fukuoka Flower Show」(フクオカフラワーショウ)を来年3月に開催することを正式決定。それに合わせ福岡市植物園に約1億9000万円をかけて「エントランスガーデン」を整備することを決めた。

フクオカフラワーショウは、英国チェルシーのフラワーショウを参考に、2024年から高島宗一郎市長が開催を目指してきたもので、来年3月22日から26日まで、福岡市植物園で開催することが決まった。ガーデンコンテストやベランダガーデン、物販・飲食出店などを盛り込んだ催しになるという。これを見据え、現在福岡市植物園では段階的なリニューアル工事が進められており、今回発表した「エントランスガーデン」を、その目玉に位置付ける。場所は園の入り口に面した約3200㎡のエリア。バラ約300種を600株、宿根草約100種を1万株植栽するほか、緑と水盤のパーゴラ、バラのアーチ、デッキテラス、ガゼボなどを配し、1年を通じて草花を楽しめるエリアを整備する。

高島市長は会見で、「新しい植物園の顔として、美しい花と水の世界観を楽しんでほしい」と語っている。