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ファッションは品質重視、堅実型消費傾向へ ジーコム 衣食住に関する調査で
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市場調査、マーケティングなどを手掛ける株式会社ジーコム(福岡市博多区古門戸町、村上隆英社長)は、福岡県在住の20歳以上の男女を対象に「衣食住」に関する生活意識調査を実施した。
調査はモニター4百人を対象に4月1日から同13日までインターネットで実施し、男女別、世代別に分析した。ファッションについての消費意識では、「服や靴、鞄は価格が高くても品質が良いものを買いたい」という項目の肯定層が57・3%で半数を超えた。また、「買い物はしたいが買いたいものが見つからない」や、「服や靴は実際に商品を見たり、試着してからでないと購入しない」という回答もそれぞれ53%で半数を超え、品質重視、堅実型消費の傾向がうかがえた。
食に関しては、「スーパーマーケット」での購入割合が高く、加工食品・冷凍食品・調味料の84%、生鮮品・乳製品・卵の82・5%など贈答用の食品以外は全項目でスーパーマーケットがトップだった。贈答用の食品は百貨店が58・3%で最も多かった。住まいやインテリアについては、「将来のことを考えると賃貸よりも持ち家の方が安心」の割合が53・3%で最も多く、20、30代はインテリア関連への消費意欲が高く、同商品の販売店に行く回数も増加傾向にあった。
調査レポートは全8ページで、同社では社員派遣による同調査結果レポートの説明も実施している。