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ピーシーアシスト株を売却  ワールドインテック    教育分野は引き続き重要視


 総合人材ビジネス業の株式会社ワールドインテック(北九州市小倉北区馬借1丁目、伊井田栄吉代表取締役会長兼社長)は、子会社化を目指し所有していた京都市のパソコン教室運営会社・ピーシーアシスト株式会社(下坂大司社長)の株式を売却する。
 ワールドインテックは、昨年8月にピーシーアシストの株式770株(発行済み株式数の49%)を取得。残り780株(同51%)についても2年以内に取得を予定していた。今回、経済環境の悪化から、ピーシーアシストの株主から事業展開方針を転換したいという申し出を受け、協議のうえ株式取得に関する基本合意を解消することになった。ワールドインテックが所有するピーシーアシストの全株式は、買取価格と同額でピーシーアシストの株主が買い戻す。ワールドインテックは、「今後も教育分野は重要視していく」としている。
 ワールドインテックは、技術系社員の教育インフラ拡充といった相乗効果を狙い、CADを中心としたパソコン教室「Winスクール」を全国展開するピーシーアシストの株式を取得していた。