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パーソルテンプと産学連携促進で協定 九州工業大学
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週刊経済2024年11月27日発行号
大学、研究機関と企業のマッチングなど推進
国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、三谷康範学長)は11月6日、人材業のパーソルテンプスタッフ㈱(東京都渋谷区、木村和成社長)と産学連携促進に関する包括連携協定を結んだ。
地域における持続的な経済、社会的価値の創出を目指し、九工大の持つ産学連携のノウハウや研究技術と、パーソルグル―プの持つ企業と人材とのマッチングやフォローアップのノウハウを掛け合わせて共同研究の実現などに繋げる。具体的には、多様な資源の相互利活用の促進、共創における課題の抽出と分析、共創を促進する体制の構築、および企画立案、共創に取り組む機関への支援や連携、好事例の展開などを実施。まず、AIを活用したニーズ・シーズマッチング支援システム「IQUESTECH(アイクエスティック)」を活用し、技術相談などで大学の研究者を探索する企業とのマッチングを促す。九工大では「高度な知の活用をひろげ、地域、分野、規模など既存の枠組みを超えた産学連携の発展に貢献したい」と話している。