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ナカシロとタケシタ調剤薬局に用地分譲 博多港開発 温浴施設と調剤薬局を建設へ
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博多港開発株式会社(福岡市博多区沖浜町、瀧口研司社長)は3月10日、アイランドシティセンター地区の分譲地について株式会社ナカシロ(名古屋市、徳永宏志社長)、タケシタ調剤薬局株式会社(北九州市小倉北区馬借、竹下勇二社長)と土地売買契約を締結した。
株式会社ナカシロは東区香椎照葉5丁目に温浴施設を出店する。分譲面積は約1万3650平方m、分譲価格は17億1990万円。施設名称は「ふくおかアイランドシティ楽の湯(仮称)」で、施設は4階建て、店舗面積は約5200平方m。営業時間は午前10時から深夜2時を予定しており、開業予定日は来年7月ごろ。
タケシタ調剤薬局株式会社は温浴施設南側で調剤薬局を開設。分譲面積は約6000平方mで、分譲価格は7億5600万円。店舗は2階建て、面積は約360平方m。営業時間は午前8時30分から午後6時までの予定で、開業予定日は今年11月。また、2施設の共用で約650台収容の駐車場を設ける計画。
福岡市港湾局では「いずれもアイランドシティ内で初めての施設となる。調剤薬局は、島内に医療機関の集積が進んでいることからもニーズが高かったもので、オープン予定と同時期の福岡市新病院(こども病院)開院にあたってもメリットが大きい。また、温浴施設は九州最大級で、これまでの課題であった広域からの集客が期待される。3月末にはアイランドシティ内の幹線道路も拡幅、開通する。これらのアクセス整備とともに、一層まちづくりを促進していきたい」と話している。
株式会社ナカシロはスーパー銭湯「楽の湯」を愛知県で3施設、北九州市門司区で1施設運営している。タケシタ調剤薬局株式会社は、北九州、福岡、筑豊、筑後、熊本、山口でドミナント展開を進め、北九州市を中心に現在33店舗を運営している。