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デジタルプレミアム付商品券導入を支援 NTT西日本九州支店


週刊経済2023年8月17日発行号

東峰村地域経済DX推進の一環として

NTT西日本九州支店(福岡市、右田聖秀執行役員支店長)は、朝倉郡東峰村(眞田秀樹村長)の地域DX推進を目的としたデジタルプレミアム付商品券の導入支援を実施する。
両者は今年1月に「まちづくりや住民サービスに関するICT連携協定」を締結。ICTを活用した地域経済DXを進めており、その第一弾の取り組みとして地域経済活性化、観光・域外流入活性化を目的としたデジタルプレミアム付商品券を導入する。概要は、フェリカポケットマーケティング㈱(東京都文京区、納村哲二社長)のシステムを活用した東峰村デジタル地域通貨「とほっぴペイ」による地域経済DX。NTT西日本は同村でのデジタルバイド解消に向けて「とほっぴペイ」システムを整備し、全住民への「とほっぴペイ・カード」の配布、「とほっぴペイ・アプリ」の利用促進に向けた事業者・住民説明会によるICTリテラシー向上を支援する。これにより、村内・村外の人も利用できる東峰村デジタル地域通貨「とほっぴペイ」を活用した「デジタルプレミアム付商品券(プレミアム率30%、応募抽選)」が発行され、同村イベント「秋の民陶むら祭」(毎年10月開催)でも使用可能なキャッシュレス決済環境が実現する。
今後は、住民を巻き込んだ「とほっぴペイ」のさらなる利用シーンの拡大に向けて、ふるさと納税との連携や「日田彦山線BRTひこぼしライン開通」に伴う交通DX推進にも取り組み、「とほっぴペイ」活用した行動変容をさらに促すことで、東峰村の地域経済活性化を推進していく。NTT西日本では「住民生活の質の向上と地域経済の活性化にとどまらず、健康分野・防災分野などにおいてもICT活用によるウェルビーイング・サスティナブル促進をめざしていく」としている。