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デイトスとマイングをつなぐ新通路が開通 JR博多シティと博多ステーションビル
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週刊経済2025年4月30日発行号
㈱JR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街、赤木征二社長)と㈱博多ステーションビル(同、関信介社長)は4月18日、博多駅構内で運営する「博多デイトス」と「博多エキナカマイング」の間に新通路を開通した。
従来、このエリアには2通路があり、今回で3本目。新通路の幅は4・4mで、3通路幅の合計は16m。同日に開催された開通記念セレモニーには、赤木社長と関社長、特別ゲストとして元ソフトバンクホークス選手、野球解説者の松田宣浩氏が参加。お土産店舗スタッフとともに、「開くぞーーーーー」の号令で開通を祝った。博多デイトスとマイングのお土産をセットにした記念品が配られ、セレモニー前から約250人が列を作った。
筑紫口側入り口の博多デイトス「みやげもん市場」は、昨年11月から今夏にかけて15年ぶりとなる大規模改修を計画しており、段階的に新店舗4店とリニューアル14店舗の合計18店舗がオープンする予定。今回、第2弾として新通路が開通したことで、エリア全体の回遊性向上が期待される。19日には新通路前に「千鳥屋本家」と「石村萬盛堂」がリニューアルオープンした。
3月に開業50周年を迎えたデイトスと12月に62周年を迎えるマイングでは、7月にショッピングチケットや、商品が当たる合同抽選会も企画している。赤木社長は、「50年間塞がれた通路を既存のテナントを大きく移動をしたことにより、開通につながった。両者の通路幅が広がったことで、確実に便利になると思う。新幹線改札口そばの利便性が高い場所だからこそ、博多土産を買う最後の拠点になってくれたら嬉しい」、関社長は「博多に訪れるお客さま全員が、バラエティ豊かな商品をワクワクしながら選んで、購入してほしい。日本有数のお土産フロアになっていきたい」とあいさつした。