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タイ最大の民間商業銀行と業務提携 西日本シティ銀行 地場企業の現地展開を支援
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株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、久保田勇夫頭取)は1月30日、タイ最大の民間商業銀行のバンコック銀行と、タイでの金融サービス提供などに関する業務提携を締結した。
これは今期スタートした中期経営計画「NEW Stage 2008」に掲げる“国際ビジネス推進による地域との共栄”の具体策の1つで、タイで事業展開する地場企業への支援体制を強化するもの。提携により、タイで事業展開する企業や今後事業を検討する企業に対し、バンコック銀の現地ネットワークを通じて各種金融サービスを提供するほか、現地企業の紹介などタイビジネスに関連する多様な情報を提供する。具体的な提携内容は、(1)現地での法・個人預金口座の開設(2)国際貿易金融などの提供(3)西シ銀のスタンドバイクレジットに基づく貸出(4)現地企業、法律事務所、会計士事務所などの紹介(5)現地情報(経済・金融動向、政治情勢、法律、税制など)の提供、など。今回の提携で、同行の国際業務に関する提携行はアジア諸国現地金融機関6行、邦銀1行となり、同行では「今後も海外駐在員事務所の活動と併せて地場企業への国際ビジネスサポート体制の充実・強化を図っていく」と話している。
バンコック銀は1944年設立、拠点数823店(うち海外22店)、従業員2万34人。総資産は5兆5566億円。日系企業取引専門部署「日系企業部」を設置するなど、積極的に日系企業との取引拡大を図っている。