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タイ企業との合弁会社でシンガポールに進出  プレナス    年内に「やよい軒」出店を予定


 持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」を展開する株式会社プレナス(福岡市博多区上牟田1丁目、塩井辰男社長)は2月25日、タイ王国のMK RESTAURANT社(以下MK社)と折半出資で、シンガポールに合弁会社を設立した。今後、同国内でプレナスとMK社がもつ「ほっともっと」など4ブランドで店舗展開を進める。今年中に「やよい軒」の出店を予定している。
 プレナスは海外展開を重要戦略に位置付けており、「ほっともっと」で中国に進出している。今回、アジア諸国の中でも成長が著しく、「海外資本に対してオープンで洗練された市場」(同社)としてシンガポール進出を決めた。
 合弁会社は「PLENUS&MK PTE.LTD.」。資本金は日本円で約3億5千万円。「ほっともっと」、定食店「やよい軒」、タイスキと飲茶(やむちゃ)レストラン「MK RESTAURANTS」、タイ料理レストラン「Le Siam」を展開していく。
 プレナスによれば、MK社はタイ王国で「MK RESTAURANTS」を約3百店展開する同国トップの外食企業で、プレナスと相互にフランチャイズ契約を結んでいる。94年からはプレナスグループが日本国内で「MK RESTAURANTS」、06年からMK社のグループ会社がタイで「やよい軒」を展開している。