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タイに天丼専門店の海外1号店オープン  テンコーポレーション    5年で30店目指す


 ロイヤルホールディングス株式会社(福岡市博多区那珂3丁目)子会社で天丼専門店などを展開する株式会社テンコーポレーション(東京都台東区浅草1丁目、用松靖弘社長)は10月11日、タイのバンコク市内に「天丼てんや」の海外1号店を出店した。
 場所は同国でFC契約を結ぶセントラルグループが展開するタイ郊外のショッピングセンター内。店名は「天丼てんやセントラルバンナ店」。店舗面積は約140平方m、席数は53席。メニューの特徴として、タイで人気の鶏肉を使用した「ねぎマヨ鶏天丼」と「親子鶏天丼」を定番化しているほか、価格は「天丼」を129タイ・バーツ(約422円)とするなど、日本店舗より2割ほど安い設定にしている。
 同社は7月に現地の大手飲食企業であるセントラル・レストラン・グループ(ティラデジ・ジラティワット代表)とフランチャイズ契約を締結。タイでの日本食需要の高まりを背景に、今後は5年間で同ブランドの30店舗体制を目指す。
 テンコーポレーションは1989年4月設立、資本金は4億3380万円、天丼てんやは関東地区を中心に直営128店舗、FC7店舗を展開(2013年9月末現在)。