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ソーラーパネルフレームの生産を開始 ハヤシ 太陽光発電事業に参画
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半導体・精密機器製造の株式会社ハヤシ(福岡市博多区榎田、林秀憲社長)は、昨年12月24日から福岡市内の公共施設向けにソーラーパネルフレーム部分の生産を開始した。
同市が進めている太陽光発電事業に参画するもの。同事業は市内の小学校、中学校、図書館などを対象に1物件につき約56枚のパネル(10KW)の太陽光発電パネルを設置するもので、同社のソーラーパネルフレームの生産は初めて。現在、同社は環境関連事業への参入を積極的に進めており、昨年12月には食品加工メーカーなどへ向けたオール電化の業務用かご洗浄ラインを開発。今後も蓄電装置の開発などを積極的に進めていく。林社長は「製造業は不振が続いているが、環境関連事業のモノづくりは今後需要が見込める分野。将来的には同事業で売り上げの2~3割を確保したい」と話している。
同社は1918年創業、1989年設立、資本金は2000万円、売上高は約10億円(4月期)。従業員数は50人。林社長は福岡市博多区出身、1957年5月26日生まれの52歳。福岡工業高校卒、趣味はゴルフ。