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ソーシャルプロダクツ賞を受賞 オーシャンリペア


週刊経済2025年4月16日発行号

商品の独自性などが評価

ペットフード事業などを展開するオーシャンリペア㈱(福岡市中央区大名2丁目、光斎翔貴社長)は3月27日、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができる商品やサービスを表彰する「ソーシャルプロダクツ・アワード」でソーシャルプロダクツ賞(自由テーマ)を受賞した。

受賞したのは、同社が昨年9月に発売した食害魚を利用したドックフード「オーシャンハーベスト」。海洋環境に悪影響をもたらす「磯焼け」の原因の一つである食害魚のイスズミやアイゴを有効活用するもので、その独自性や食物アレルギー、涙やけに配慮した設計、海の生態回復につながる原料調達、産官学連携によるプロジェクト推進体制が評価された。同社は「環境改善や利用されていない魚の有効活用を通じて、漁業従事者の所得向上など社会全体が良くなる働きかけをしたい」とコメントした。

同社は2024年2月設立。資本金は300万円。決算期は8月。従業員数は2人。