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ソフトサイエンス学部設置に着手 筑紫女学園大学
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週刊経済2024年8月28日発行号
文科省の支援事業の選定受け
仏教・浄土真宗の教えを建学の精神とする筑紫女学園大学(太宰府市石坂、南博文学長)が申請していた「筑紫女学園大学ソフトサイエンス学部情報デザイン学科(仮称)設置計画」が、文部科学省の「大学・高専機能強化支援事業」に選定され、同学部開設に向けて本格的に動き出す。
同大学は文学部、人間科学部、現代社会学部の3学部5学科で構成。多様な社会に対応し、情報技術の活用能力と課題解決策をつくりだす人材を養成するため新学部設置を構想。今年2月に申請していた。カリキュラムは、「データサイエンス」、「情報デザイン」、「ソーシャルデザイン」の3本柱で構成し、情報学の基礎知識からプログラミング言語、ノーコードツールによるアプリ開発や生成AI活用など実践力を身に付けるというもの。今後、地域企業や自治体との連携体制の構築、入学者選抜の適切な実施、リメディアル教育の充実、内部質保証の取り組み、教育研究環境の整備などを計画する。令和9年度設置を目指し、入学定員数は80人としている。