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スプレー容器入りしょうゆ発売   モビリオ    販売目標は年間12万本


 しょうゆ販売や飲食店「バル福萬醤油」を経営する有限会社モビリオ(福岡市中央区天神3丁目、大浜大地社長)はこのほど、スプレー容器入りのしょうゆを発売した。
 商品名は「スプレーしょうゆ」で、福岡産の本醸造しょうゆを、ミネラル分が固まりにくいようにスプレー用に開発し、販売を始めた。内容量は80ミリリットルで、約4百回分。価格は525円(税込み)。同店のほか同社通販サイトや百貨店で販売しており、今後飲食店や土産物店でも販売予定。初年度の販売目標は12万本。大浜社長は「スプレー容器で持ち歩きやすく、スプレーする際に空気に触れることによって香りがたちやすい。また、食品に適量を無駄なくかけることができる。ぜひ“マイしょうゆ”として多くの方に楽しんでほしい」と話している。
 同社は2006年3月設立、資本金は3百万円。従業員数は5人。販売促進支援やIT事業を手がけている。07年からしょうゆに関する勉強を始め、09年9月に、1821年に創業し1965年から休業していた「福萬醤油」の屋号を七代目として受け継ぎしょうゆ販売事業を開始、同店を出店した。大浜社長は福岡市出身、1981年1月21日生まれの29歳。九州産業大学芸術学部写真学科卒。趣味は料理、サッカー、探索など。