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スタートアップカフェに労務相談所開設  厚生労働省    全国初の事例


 厚生労働省は11月29日、市が10月にオープンした創業支援の拠点「スタートアップカフェ」(同市中央区今泉1丁目)内に、雇用労働相談センターを全国で初めて開設した。
 弁護士や社会保険労務士らが常駐し、起業などのスタートアップを労務面から支援。労働関係の法律や企業法務の専門スタッフによる個別相談が無料で受けられる。場所は同カフェが入居する「TSUTAYA BOOK TENJIN」3階の一角で、6階にも個別相談ブースを設置。個別相談だけでなく、訪問指導、電話相談、セミナー開催なども実施する。運営は経営コンサルティングの株式会社ドリームインキュベータ(東京都)に委託し、センター長は同社の堀紘一会長が務める。同日の開所式で堀センター長は「経済の発展には東京以外での雇用創出が不可欠。福岡から全国に模範を示せるようにしたい」と話している。