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スシロー店舗に循環型エコシステムサービスを導入 福岡バイオフードリサイクルなど


週刊経済2025年5月28日発行号

県内7店舗

JFEグループで食品リサイクル・バイオガス発電事業の福岡バイオフードリサイクル㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目、中川浩臣社長)と新電力のアーバンエナジー㈱(横浜市鶴見区、川原太郎社長)は4月、回転すし「スシロー」の福岡県内7店舗に循環型エコシステムサービスを導入した

福岡バイオフードリサイクルの食品リサイクル発電とアーバンエナジーの電力プラン「創電割Ⓡ」を活用したサービスで、スシロー7店舗から排出する食品残渣を福岡バイオフードリサイクルが処理、その過程で生成するメタンを燃料としたリサイクル発電の電力をアーバンエナジーが買い取り7店舗に割引料金で供給。同時に7店舗は、アーバンエナジーの「ゼロエミプランⓇ」を導入し、CO2排出量を実質ゼロとしている。

「創電割Ⓡ」はアーバンエナジーが廃棄物から発電した電力を買い取り、廃棄物の発生元施設へ供給する場合に、廃棄物量に応じて電力料金を割り引くもので、2017年から開始した独自のサービス。「ゼロエミプランⓇ」は顧客の使用電力量全量に再生可能エネルギー指定ありの非化石証書等を組み合わせて実質的に再生可能エネルギー100%の電気を供給するサービスで、国際的イニシアチブ「RE100」に対応している。