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サインメディア、レンタル好調で増収増益  グリーンクロス    今期売上高見込みは62億79百万円


 工事現場向け安全機材の販売、株式会社グリーンクロス(福岡市中央区小笹5丁目、青山明社長)の10年4月期決算(非連結)は、売上高が前年比4・6%増の62億28百万円、営業利益が60・8%増の4億3百万円、経常利益が58・9%増の4億13百万円で増収増益だった。当期純利益は70・3%増の2億22百万円。
 屋外広告など中核事業のサインメディア事業は、新たに導入したエコプリントシステムや同社独自のサインメディア戦略推進システムを活用した提案を実施。工事現場向け警告灯や表示板などの設備機器レンタル事業では、西日本37拠点のネットワーク網を活用した環境配慮型安全機材用品、NETIS商品開発、販売強化に取り組み売り上げを伸ばした。
 商品別の売上高は、安全機材用品が4・5%増の27億51百万円で、うち工事表示板・標識が3・3%増の8億77百万円、仮設防護柵が7・9%増の3億65百万円、保安灯・警告灯が13・3%増の2億61百万円、防災用品・環境整備用品が6・1%増の8億67百万円、その他商品が4・1%減の3億78百万円。また、グリーンレンタルが9・6%増の9億66百万円、サインメディアが3・0%増の25億11百万円だった。
 今期は、環境ビジネス業態への転換を図り、収益力、財務体質の強化を図る方針で、売上高は前年比0・8%増の62億79百万円、営業利益は1・2%増の4億7百万円、経常利益は1・7%増の4億2千万円、当期純利益は8・2%減の2億4百万円を見込んでいる。