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コンベンション協会と観光協会が合併へ 北九州市の2団体 来年4月1日に新協会発足
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公益財団法人西日本産業貿易コンベンション協会(北九州市小倉北区浅野、利島康司理事長)と、公益財団法人北九州市観光協会(同所在地、田中亮一郎会長)は、来年4月1日に合併して新協会を発足することを決め、合併合意覚書を締結した。
西日本産業貿易コンベンション協会(以下、コンベンション協会)は、運営する西日本総合展示場新館・本館、北九州国際会議場を軸とした展示会の企画・誘致等を手掛けており、北九州市観光協会(以下、観光協会)は、観光客誘致などを目的としたソフト面の観光振興を担う団体。両団体ともに、MICE誘致・観光振興を推進することにより地域経済の発展を目指すという類似の目的を有していることから、合併により人的・物的資源の一元化を進め、新組織の基盤強化・拡充を図るのが狙い。合併の方法は、コンベンション協会を存続協会として観光協会を吸収合併する形で、新協会所在地は現在も両協会が入居する西日本総合展示場新館とする。合併後は、新協会が観光協会の職員を継承するが、役員・評議員は現在のコンベンション協会の定数を継続する。
締結式には、立会人として北橋健治北九州市長が同席した。昨年4月には、MICE事業行う大手2団体、「日本PCO協会」と「日本コンベンション事業協会」が新たに「日本コンベンション協会」を発足するなど、MICEや観光振興を軸とした類似団体の合併事例が増えている。