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コメダ珈琲店のFC事業に着手  増田石油    九州で多店舗体制を構想


 石油卸売、ガソリンスタンド経営などの増田石油株式会社(福岡市中央区大手門3丁目、増田成泰社長)は、このほど喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」のFC事業に着手する。
 2026年の創業100周年に向け、非石油事業を50億円まで拡大する経営計画の一環として取り組む新事業。同社が事業所を置く福岡、長崎、鹿児島などを中心に九州内で出店を進める方針。数年後には多店舗体制を目標としており、すでに年内2店舗の出店が決まっている。1店舗目はスパーや衣料量販店などが併設するモール内で、もう1店舗は独立した路面店舗。
 増田社長は「モール内に出店する1号店は、集客力が期待できる。10店舗体制に向け、優良な出店候補地の情報収集に注力していく」と話している。
 コメダ珈琲店のフランチャイザーは株式会社コメダ(名古屋市東区葵3丁目、臼井興胤社長)で、14年2月末時点で全国に552店舗を展開。13年11月に九州初の福岡八田店をオープンしている。同社は1926年6月創業、1958年設立。資本金1億円。2013年12月期売上高は321億円。従業員159人(正社員のみ)。