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コスト削減で赤字幅減少  正興電機製作所    通期は黒字化見込み


 電力会社、官公庁向け情報制御システム製作・販売の株式会社正興電機製作所(福岡市博多区東光2丁目、井上信之社長)の09年12月期第3四半期決算(09年1~9月)は、売上高が110億200万円で前年同期比1・8%減、経常損失が2億8400万円(前年同期は経常損失8億4600万円)で前年に比べて赤字幅が減少した。
 コスト削減のためのプロジェクトを立ち上げ、調達コストや経費を抑えた。また、電力システム事業と社会システム事業の売り上げが堅調に推移したことで赤字幅縮小につながった。しかし、国内外の景気減速による設備投資抑制などで、厳しい事業環境が続き黒字転換までは届かなかった。セグメント別では、電力システム事業は、配電自動化システムや工務系計算機システムのリプレース・メンテナンス市場に注力し、売上高28億7200万円、受注高39億3200万円。社会システム事業は首都圏を中心に官公庁向け監視制御システム関連受注が堅調に推移し、売上高50億3000万円、受注高48億9600万円となった。情報システム事業はサービス事業や業務システム関連を中心に営業展開を進め、売上高12億5300万円、受注高12億5100万円。情報・制御コンポーネント事業は設備投資に関して厳しい状況が続き、売上高8億500万円、受注高8億6300万円。その他の事業では産業関連の設備投資抑制などにより売上高10億3900万円、受注高8億3000万円。通期は、売上高175億円の同0・4%増、経常利益2億5000万円(前期は経常損失4億4000万円)の増収増益を見込んでいる。