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グループ決算は原料高で経常利益30%減 山口油屋福太郎 外食産業の不況が響き3%減収
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辛子明太子製造、外食資材卸業の株式会社山口油屋福太郎(福岡市南区五十川1丁目、山口毅社長)の2010年12月期グループ合算売上高は前期比3%減の150億円、経常利益は30%減の1億2千万円だった。
外食産業の市況が厳しいことから減収、原料となる食品の値上がりが響き減益となった。事業別の売上高は外食資材卸事業が81億円、辛子明太子事業が45億円、明太子せんべい事業が7億5千万円、温浴施設事業が10億5千万円、飲食ビル事業が6億円。今期は、3月の東京支店開設など関東エリアの売り上げ拡大を見込む。山口社長は「外食産業が必要とするメニューや原料を提供して売り上げを確保していきたい」と話している。